いま、大勢の看護師が働き方として希望するのが日勤ではないでしょうか。実際に、求人サイトでも常勤で夜勤を含む場合と、日勤常勤と募集要項が分かれていることが増えて来ました。条件は病院ごとに異なりますが、数時間の勤務でも良い場合もあれば、7時時間から8時間の勤務を平日のみという場合もあります。一般的な社会人のようなシフトで働けるため、既婚者が夫婦共働きの場合も家族と都合が付けやすく、魅力的な働き方と言えます。やはり、土日が休みというのは家族がいる方には都合のよい働き方です。気になる求人は細かく目を通しておきましょう。自分に合った日勤の求人が見つかるはずです。そこで、まず日勤のメリットをおさらいしておきましょう。

☆夜勤がない。
日勤だけの仕事の場合、規則正しい生活を送ることができるので、生活リズムが整い、より健康的な生活を送ることが出来ます。

☆既婚者におすすめ。
日勤だけの仕事なら、普通の会社員の共働き家庭と同じなので、家庭や育児と仕事を両立させやすくなります。

※出典 看護ラボ 日勤だけの仕事のメリットとデメリットより 抜粋

入院施設があっても、日勤専従で求人を出している病院も増えて来ました。柔軟に看護師の勤務形態に対応することで、看護師を一定数確保することを考えているからでしょう。色々な求人を見てもわかるように、パート勤務の看護師や非常勤の看護師の採用にも前向きな病院が増えており、常勤の看護師が休みやすい状況を作れるように配慮している病院もあります。看護師の求人が出た際には、募集要項をよく確認して応募するといいですね。既婚者で、パートナーや子どもがいて休日を合わせやすい場合は、家族間のコミュニケーションの妨げにならない範囲で勤務出来るのが魅力です。有給も限られていて、希望が通るかどうかは定かではないため、最初から家族と休みが同じだと有給もある程度保持でき安心です。では、デメリットもおさらいしてみましょう。

☆お給料が下がる。
看護師の基本給はあまり高くありませんので、夜勤手当がないとかなりお給料が減ってしまったと感じると思います。

日勤は教則率が高いと言われています。実際、転職を挑戦するには自分でしか当てはまらない条件に到達したときだと思います。そのためにもアプリでも検索できる転職サイトを日頃からチェックしておくといいですね。

・キャリアを積みたい場合はおすすめできない。
夜勤に入らないと経験出来ないこともたくさんあります。一人前の看護師を目指している人は、ある程度経験を積むまで日勤と夜勤に入った方がいいでしょう。

出典 看護ラボ 日勤だけの仕事のメリットとデメリットより 抜粋

ここで見えてくるのは、看護経験がある程度あり、キャリアのある看護師が日勤に選ばれることが多いということでしょうか。患者の往来が忙しいのは日勤なので、処置が早い、機動力のある看護師が求められるのでしょうか。やはり、即戦力となるキャラがある看護師は引く手あまたの状況が伺えます。転職をするにしても、即戦力だと判断されればそこでまたキャリアを積むことが出来ますね。上記のメリット、デメリットをきちんと考えた上で、看護師として、家庭を持つ者として勤務形態を時折考え直してみるのがベストなのではないでしょうか。若い看護師はまずキャリアを積むことを目的として、夜勤にも力を入れる。結婚をし、家族がいる方が家族の都合に合わせて働き方を考える時間を取るのがいいですね。体力的なこと、親の介護など、考慮するべき問題が出た時、日勤を許可してくれる病院、または施設に看護師として従事できるかどうかですね。